家光と彦左と一心太助（1961）

久々に痛快時代劇を見た。
もともと時代劇は好きでよく見るのだが、萬屋錦之介主演の「家光と彦左と一心太助」（1961）は笑いあり涙ありの、超娯楽時代劇ではないでしょうか。

一心太助といったら緒方直人主演のしか知らないけれど、錦之介の太助もなかなかのもの。内容としてはいわゆるスタンダードものだけれど、セリフ回しや、素っ頓狂な太助の殿様ぶりや、殿様の太助ぶりが、なんともコミカルで、その脚色のおもしろさに、最初はチラッと見るだけのつもりだったけど、なんだかんだと最後まで見てしまった。「一心鏡の如し」とは、いやはや、やってくれましたねぇ。

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