恋に焦がれて(1992) [洋画・ドラマ]
「青い珊瑚礁」と同様に、子どもの心理描写といえば、「禁じられた遊び」とか「妖精たちの森」「鉄道員」「わんばく戦争」(いずれも洋画です)など、いろいろな映画で見られます。
そこで、気に入っている作品を1つ紹介。「恋に焦がれて」(1992 米/原題:THAT NIGHT) 。
監督は、クレイグ・ボロティン。
50年代半ばのニューヨーク郊外で、主人公アリスは、向かいの家に住む高校生シェリルに憧れている。本当の主人公は、ジュリエット・ルイス演じるこのシェリル役らしいが、私にとっては、アリスが主人公だ。
しつけの厳しいカソリック女子高に通うシェリルは、放課後になるとかなり派手に遊びまわっていた。大好きなパパを突然亡くした彼女は、自分を気づかってくれる不良少年と純粋に愛し合うようになる。しかし、ふたりの愛は母親をはじめ、周囲のおとなたちは理解してくれない。ふたりはそれらに反発するようにますます愛し合うが、シェリルの妊娠によって冷たい現実が・・・。
小学生のアリスは、シェリルの恋を通して、恋というものはなにかをおぼろげながらも知っていくのです。とてもかわいい映画で――つい、これも観てしまいましたよ、先日。オススメです。
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