SSブログ

下町ロケット(2015)あらすじ [ドラマ(日本)下町ロケット]

下町ロケット.jpg

2015年10月期のTBS日曜劇場「下町ロケット」が、妙なリアリティがあって、おもしろい。

第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤の同名小説『下町ロケット』(2010)が原作です。池井戸潤作品のドラマ化といえば、「半沢直樹」「空飛ぶタイヤ」「ルーズヴェルト・ゲーム」、最近では「民王」が非常におもしろかったのですが、この「下町ロケット」はその中でも代表作と目されている作品です。
また、今回のドラマでは、前半は原作どおり、後半は、10月3日から朝日新聞で連載されている続編『下町ロケット2 ガウディ計画』と同時進行で進むということで、原作ファンもつづきが気になるところです。

この話は、2002年に始まった、ものづくりの街・東大阪によるロケット開発がベースになっているものでしょう。
現在は、宇宙開発協同組合SOHLA(元・組合商号を東大阪宇宙開発協同組合)と名を改めた、東大阪の物語は有名です。
そのホームページをみると、

宇宙開発協同組合 SOHLA
まいど1号打上げ成功から 夢は再び宇宙へ!!


2002年12月、厳しい不況の中、"苦しい時こそ夢を持たなアカン!" と職人集団が立ち上がり、「中小企業の技術力を結集して人工衛星を打ち上げよう」と 東大阪宇宙開発協同組合(Astro Technology SOHLA)を設立しました。
そして2009年1月23日JAXAのH-IIAロケットの相乗りで種子島宇宙センターから 人工衛星「まいど1号」が打ち上げられ、同年10月まで続いた計画したすべてのミッションが成功裡に終わり、国民2人の1人が「人工衛星まいど1号」の名を知るほどになりました。
また、宇宙機器の開発受注に結びつく成果も芽生えてきました。

厳しかった山登りも時が経つとまた上りたくなると、2010年4月、新たに宇宙へのプロジェクトが動き出しました。

"日本のお家芸である「ロボット技術」で中小企業のモノづくりの技を世界にアピールします"

SOHLAは世界初の人型宇宙ロボットに挑戦していきます。

「今度は月でロボットになんかさせたるねん!」

技術者たちの夢は無限です。


とあります。
『下町ロケット』は2008年に連載が始まった小説ですから、モデルとなったのは、この東大阪の宇宙開発であると想定することは、そう難しくはありません。
宇宙開発といえば、今は、アメリカと中国の関係など、いろいろな国際問題とからんで話題になっています。
このドラマが、現在、放映される意味は、巨大な勢力に立ち向かう人々の思いの他に、宇宙が、世界にとって次の舞台であることがよりリアルな形になった証拠かもしれません。


【スタッフ・出演】
原作:池井戸潤
脚本:八津弘幸
ナレーション:松平定知
メインテーマ:服部隆之
プロデューサー:伊與田英徳、川嶋龍太郎
演出:福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
製作著作:TBSテレビ


佃製作所
佃 航平(阿部 寛):社長。元宇宙科学開発機構の元研究員。
殿村直弘(立川談春):経理部部長。白水銀行からの出向。
山崎光彦(安田 顕):技術開発部部長。
津野 薫(中本 賢):営業第一部部長。
唐木田篤(谷田 歩):営業第二部部長。

弁護士
神谷修一(恵 俊彰):弁護士。神谷・坂井法律事務所の代表。
田辺弁護士(阿藤 快):先代の時代からの顧問弁護士。

帝国重工
財前道生(吉川晃司):宇宙航空部部長。
富山敬治(新井浩文):宇宙航空部宇宙開発グループ主任。
水原重治(木下ほうか):宇宙航空部本部長。
藤間秀樹(杉良太郎):社長。

ナカシマ工業
三田公康(橋本さとし):事業企画部法務グループマネージャー。
中川京一(池畑慎之介):顧問弁護士。田村・大川法律事務所所属。

白水銀行
柳井哲二(春風亭昇太):蒲田支店融資課長。
根木節生(東国原英夫):蒲田支店支店長。


佃 利菜(土屋太鳳):航平の娘。
佃 和枝(倍賞美津子):航平の母。
和泉沙耶(真矢ミキ):航平の元妻。宇宙科学開発機構(JAXS)研究者。


下町ロケット(2015)第1話


【あらすじ】
父親が遺した「佃製作所」の2代目社長となった主人公・佃航平は、宇宙科学開発機構(JAXS)の元研究員であった。自身が開発したエンジンを載せたロケットの打ち上げ失敗の責任を取らされて、佃製作所を継ぐ。
その航平に、特許をめぐる大企業のさまざまな思惑と陰謀が襲いかかる。ナカシマ工業によるいわれなき特許侵害の訴え、その裁判とともに、純国産ロケット計画を進める帝国重工との技術対決。
そこに、娘・利菜との家庭の問題をからんでくる。
研究者としての夢と経営者としての現実が、航平をほんろうするのであった。


【各話】
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話
第9話 | 第10話(最終話)



スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。